John&Edward's blog-世の中の靴に物申す-

靴好きの2人のブログ

第1.1回〜Crockett&Jones〜

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クロケット&ジョーンズは本当に良い靴なのか」と問われたら

John(以下:Jh)クロケット&ジョーンズは本当に良い靴なのか」と問われたら「良い靴です」と答えるけど、どう?
Edward(以下:Ed)CROCKETT&JONES。高級靴には変わりないよね。高いし。一般の方が履いてたらいい靴だ。突つく所は多いけど。

Jhなんでメッチャ発音良いの(笑)。
Ed:ちゃんと答えてなかったね。答えは「いいんじゃないでしょうか?(笑)」
Jh「じゃないでしょうか?」って……。個人的には細かい日本人向けにやってるのかと思うのだけどその辺はどう思う?
Ed:日本人向けにやってるよね。広告多いし。会社としては素晴らしいよね。四代目のジョナサン・ジョーンズが指揮をとってから大きな変化があったのでは?細々やるより売ってこうぜ!みたいな。
JhそんなWikipediaから引っ張ってきたみたいな知識話しちゃって…。ま、言われている通りにしても「ビジネスに舵を切った」というよりは満を持しての登場って感じだったと思う。遅れてきたルーキーみたいな感覚。
Ed:遅れてきたルーキー、靴作りをやめ生産量を優先。
Jhその新聞の見出しみたいなの何(笑)。そうそう、OEM上がりの実力派っていうとリングヂャケットもそうだよね。思うんだけどこういうのってコンテンツ的には面白いよね。ストーリー有り、腕に覚え有り、コスパ高そう。みたいな。
Ed:あー。確かに、そう考えると日本受け良いのもわかる。作ることに重きを置いている感じが暖かみがあるんだろうね。それと未だにファクトリーとしての部分も多分にあるから「これクロケットじゃないかな?」って靴をたまに見かけるんだけど少し嬉しい。
Jhクロケット製って見抜けるのってウェルトの独特の仕上げがそうだけど他にも癖あるの??
Ed:そうね。メス入りね。んー、言葉にすると難しいけど形はそうだよね。それと靴が歪んでるとか。パーフォレーション小さいなとか。
Jhメスは最近サージェントやフローシャイムのヴィンテージでも見かけたな。日本も割と得意な風土とか。まぁ日本らしいと言えばそうか。靴が歪んでるって……。パフォレーションはそうだね。そうそう、冒頭の発言に戻るけど「クロケット&ジョーンズは本当に良い靴なのか」ってロングセラーブログ、あれどう思う?

 

 

 

ロングセラーブログについて
 

Ed:ロングセラーブローグ?
Jh個人的にはあの記事は、引用と筆者の意見、実体験を取り入れてて良エントリだと思うんだけど。
Ed:ブログか(笑)。
Jhブローグってどんだけ靴好きなんだよ。たまに修理屋で伝票に「フルグローブ」て書くやついるじゃん?あれ信用ならないよね。
Ed:パンチドキャップ、セミブローグ、クォーターブローグ、フルブローグ…なんだか沢山あって混乱するわ。……で、ロングセラーブログの話に戻るけど、スラスラっと読めて良かった印象。何よりいいという方向に考えが偏ってないのと他人の発言例なんかが書いてあって面白かったな。他の記事も見てみたい。
Jhあの記事はやっぱり良いよね。一石を投じているという意味でも。靴の中身の話とは別だけど一つの意見としては尊重されるべき。むしろ気になったのはコメント欄がとても荒れているところだよね。一部は気持ちはわかるかなと思うけどお門違いの批判が多くて、結果的に「良い靴だけど面倒な人が多い靴なんだな」って印象になるというか。コメントしてる奴は良く分かってない人が大半かと。
Ed:よく分かってないって(笑)。
Jhそうなると0回の話に戻るけど「勉強してるの?」とか「他のと履き比べてるの?」って思う。「知識と物を手に入れたから一家言持ってます!」みたいな感じになってるけど結果的に強度がないのがコメント欄で表れてしまって…「あぁ、批判されて涙目なのね」って思うよ。リテラシーっていうの?いろんな面から靴を見られる良記事なのに。買ったということに、自分のセンスに自信がないから吠えちゃうみたいな。
Ed:今日は攻めるなぁ…。まぁ、この会話もそうだけど個人的な意見だからね。「クロケット良い靴ですよね」じゃ盛り上がらないし、話つまらないでしょ。否定する人がいて話が盛り上がるんだよね。それか群れたいんじゃない?「クロケットいいですよね」みたいに。1つ突っ込むとしたらEdward Green、John Lobbは少しプラスでは買えないし、Guild of craftsは庭違い(笑)。
Jhその指摘はご最もだね。「賢いやつは…」とか所々に荒れる原因があるし、その後微妙に話がずれてくのが下手打った感じ。賢い人ならCrockett&Jones履くにしてもメンテとかその辺も含めてやるわけで。0回でも話したけどブランドを背負いたいってのもあるじゃん。僕たちもそうだけど少し知った程度の人ですらもそれを悪い面で取りがちだけど、Crockett&Jonesというイギリスの名靴という空気感とかステータスが持ち主を押し上げる部分もある。そこを畑違いの例えとかで刺激してるから当然の帰結なのかも。しかし自分のチョイスに自信がない人があぶり出されたというのもあるけどね。
Ed:まぁ、そういうのは完全にカバーするのは不可能に近いから……ね?

 

1.2回へ続く