John&Edward's blog-世の中の靴に物申す-

靴好きの2人のブログ

第3.1回~REDWING~

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「俺色に染めたい」という安易な欲望、さすれば俺もブーツ愛好家(笑)の仲間入り


Jh:お陰さまでCrockett&Jonesの記事もアップできましたね。
Ed:いや。本当に皆様のおかげです。
Jh:リツイートも結構あったみたいですよ。どれくらいが多いのかは分からないですけど。
Ed:そうなんですよ。ありがたいです。でもさ反応が欲しいよね。
Jh:返事ってこと??

Ed:そうそう。意見というかなんというか。リツイートは嬉しいんだけどなんでリツイートしたのかって分からない。面白いと思ったのか間違ってるって思ったのか。どちらにしても言って欲しいなと。
Jh:そこの距離の近さみたいなのがtwitterにはあると思ったんですけどね。中々会話をするという機会は無いですね。
Ed:ま、追々そういうことが増えてきたら嬉しいなと。
Jh:私たちよりも年が上の方も見て頂いてるみたいですからね。ご意見お待ちしております。
Ed:で、レッドウイング持ってるんですよね?
Jh:ちょっとこれ文章として載るんですよ。流れを考えてくださいよ…。今も残ってるのはベックマンだけですけど…。前回驚かれていましたが意外ですか?エドは?
Ed:意外も意外ですよ。普段の格好から“ワークブーツ”なんて想像がつかないですし。私は定番のオックスフォードモックトゥとラインマン。それとエンジニアの三足。どれもオーバーサイズなのが若気の至りといいますか。そしてカスタムも沢山したので履き辛くなりました。エンジニアに至っては行方不明。
Jh:フィッ ティングは最初は失敗しがちですね。カスタムもデザインコンセプトを歪ませるので本来の機能は失われてしまうので難しい所です。ビブラムの#100 や#700を用いて他社のブーツ風するのは思わず苦笑いを浮かべてしまいそうになります。靴のパターンオーダーとかも似ていますよね。 J.M.WESTON GOLF風、Tricker's風…。出尽くしたデザインのではありますが結局何かのコピー。
Ed:人は弱い生き物ですからね。何かに守られていたいという心理が働くから自分を大きく、偉大に見せようとする。だからブランド品、「名作」と言われるものを身に纏って自分をアピールする。特に日本人はそうじゃない?「恥ずかしい」とか「変」とか他人を気にする気持ちが大きい。恥ずかしいんだろうね。”そのまま”のレッドウイングが。それか自分だけのオリジナリティを求めてるのかな?
Jh:「自己肯定力の欠如」というやつですね。ふふふ。最近は一周回って「ノームコア」も彼らの餌になってますけども…。レッドウィングに関しては「カスタムする」というのがブーツ家としての1つのステータスでもあるのではないで しょうか。「一手間加えることで自らのものになる」という感覚なのではと思います。デザインコンセプトから外れるので私は良い顔はしませんが「満足感だけ」を得たい人には良いのでは?
Ed:トゲがありますね…。怖い怖い。私は修理のパーツを知ったのがきっかけでカスタムをしました。「#700ってどうなのか」とか「#2021は#4014とどう違うの?」とか。よりモデル名に適うブーツを生み出したかった……。最終的にはおもちゃみたいになってしまいましたが。シンプルに#430にレザーミッドソールが一番良かったです。#2021もよかったけど減ると滑ってしまうので実用的な期間は短めでした。
Jh:なんかこう、靴の奥に触れた感じがしますよね。修理するにせよカスタムするにせよ。実際触れてはいないのですが。
Ed:それはそうかも知れないですね。
Jh:でも段々「かっこいい靴にしたい」が「カスタムしたい」という方向に流れていくよね。それでおもちゃみたいになってしまう。#430は程よくタフでバランスが取れて私も好きです。色物感もなないですし。
Ed:#700とゴム質は同じだけど#430の方がステッチが切れにくいんですよ。あれが良い。見た目は#700の方が好みだけど。
Jh:カスタムの話で録音が終わってしまいますのでこの辺で…。

 

 

 

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Vibram#430
Ânon(アノン)さんより

 


圧倒的とも言える世界観の構築は心をくすぐる

Ed:失礼失礼。レッドウイングの他の魅力と言えば背景の見えるモデルネーム、やはりこれが一番でしょう。武器を選ぶ様で楽しい。加えてファイナルファンタジードラクエなどの職業を探す感覚を味わえる。

Jh:サイコメトリーではないのですが履き主が見えますよね。ラインマン、アイアンレンジ…。
Ed:ロガーも。あれは良いです。サンプルで履いてる人みんなピカピカ靴でしたが、昔の人はこんな靴を履いて仕事していたのか、デザインにも意味があるのかと昔は心が踊りました。
Jh:あと面白いなと思うのは靴を手入れして長持ちさせようってことを考えたり、知るのってレッドウィングが最初なことが多い気がします。
Ed:手入れして長持ちなんて推してます?ショップ店員でも変にズタボロのものを履いていたりしていて「それかっこいいの?」って思いません?それに加えてそこそこ売れてる雑誌でやってる磨き方特集みたいなの。本当に嫌です。
Jh:グッドイヤーとか最初に知ったのってレッドウィングではありませんか?良し悪しは別として長持ちさせるって考え方が広まるきっかけになっているのは良いと思います。あとは結局一生レッドウィング一足だけじゃ無理だと知ることができるのも。
Ed:修理の方ですね。失礼。「ブーツは修理して履きましょう」と良く言われてますね。あまりしている人を見たことないですが。でもブーツに強い修理屋は増えましたね。福禄寿を筆頭に。最近オープンした青山の直営店のオールソールの腕はいかほどなのでしょう。
Jh:オープンしたてなので、まだ分からない所が多いですね。ただ、修理を受けてくれているのは嬉しいです。
Ed:今度、少し調べてみますか。私は今、改めてレッドウイングが欲しいですね。先ほど話しましたが手持ちは全部オーバーサイズ。
Jh:最初はスニーカーからの転向組も多いでしょうからフィット感が分からないというのはありますよね。
Ed:分からなかったからこうなっているのだろうな…あとブーツを履くときはインソールを入れて欲しい。
Jh:インソール。確かにヒールから受ける衝撃はドレスシューズと比べるとありますから必要かもしれませんが。
Ed:オーバーサイズでのフィッティングがほとんどだと思いますから、何かしら立体感のあるインソールを使用してブーツのフィット感を改めて知って欲しいというか。それに、ジャストフィットはなかなかわからないものですからね。とはいっても私だけかもしれませんが。

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高所での作業の安全性を高めるために…のストーリーは惹かれる人も多いはず。

 

後半へ続く